ここでは私がどのようにマンション管理のコンサルティングを行うか、どのようなメソッドや経験を持っているか、どのような価値を提供できるかについてご紹介します。まず、私がコンサルティングをする場合に常に意識している”絵”があります。それは”現状の姿”と”あるべき姿”と、それらの間に存在するギャップ=課題です。

この”絵”はシンプルですが、実際には簡単ではありません。

マンション管理では、多くの人が住む中で、問題があっても気づかなかったり、現状を把握できなかったり、目指すべき方向性が分からなかったりします。そこで私は、管理組合の方々と一緒に、現状の分析や目標設定、課題解決のためのアクションプランを作成していきます。

次に、私がコンサルティングに用いるメソッドや経験についてお話します。私自身、40年近くIT業界で色々なビジネスに携わってきました。中でもプロジェクトマネージメントやコンサルティング技術は、マンション管理の世界でも有効だと考えています。例えば、プロジェクトマネージメントでは、スケジュールやコスト、品質などを管理することが重要です。マンション管理でも、修繕工事や運営費用などを適切に管理することが必要です。また、コンサルティング技術では、関係者のニーズや課題を把握し、最適なソリューションを提案することが重要です。マンション管理でも、居住者や理事会などの意見を聞き、納得感のある提案を行うことが必要です。

最後に、私が提供できる価値についてお話します。私は単なる”顧問契約”等のマンション管理士の支援ではなく、コンサルティングメソッドを用いて管理組合の方々と合意形成を進めます。これにより、管理組合の方々は自ら考えて行動できる”能動的な管理組合”の運営が行えます。